【ラーミア】

Last-modified: 2025-05-24 (土) 16:22:47

概要

DQ3に登場する伝説の不死鳥。ドラクエシリーズ初の【空飛ぶ乗り物】でもある。
英語版での名前はRamia(GBC版DW3ではLamia)。
 
DQ8の神鳥こと【レティス】の台詞から、ドラクエシリーズの世界観にかかわるかたちでラーミアとレティスには深い繋がりがあるようだが詳細は不明。
後述するように両者はそっくりに描かれることもあるので、まったく同一の存在と考えることもできるが……。今後発表される作品で謎が解き明かされるのを待つばかりである。
 
モンスターズシリーズにも出演。多くの作品で味方限定である。
上記の設定を反映してか、配合においてレティスと深くかかわる作品もある。

デザインの変遷

勇者パーティの冒険を支えたストーリー的に重要な存在でありながら、公式のデザインは安定していない。
FC版DQ3では、作中においてシンプルな白い鳥のグラフィックで描出されている(当時の4コマ漫画劇場ではひよこのような姿で描かれたこともしばしば)。
【知られざる伝説】の挿絵、および【勇者アベル伝説】に登場するラーミアのデザインは、それぞれ異なっているがこの姿に基づいている。
 
SFC版以降のリメイクでは、白を基調としつつも孔雀のような尾羽をまとったカラフルなグラフィックになっている。
GBC版では、勇者パーティを背に乗せて飛ぶラーミアが【パッケージイラスト】として描き下ろされたが、作中グラフィックに準拠しつつもデフォルメされた可愛らしい顔つきをしている。また同版の【公式ガイドブック】(下巻)にも、表紙に勇者たちの上空で翼を広げた姿が描かれている。
キャラ単体のイラストが公開されたのは、モンスターとして出演したGB版DQM2においてである(ただし隠しモンスター扱いだったため、公式ガイドブック等には掲載されていない)。このイラストは同じ時期に「ドラゴンクエストカードゲーム」のプロモカードにも使用された。GBC版のパッケージイラストの姿に似ているが、とさかが立派になるなどいっそう威厳と力強さを感じさせるデザインである。
 
以来、モンスターズシリーズをはじめとする派生作品に登場する際には、基本的にこのデザインを踏襲している。
リメイク版の作中グラフィックにかなり忠実であるため、ラーミアと言えばこの姿を思い浮かべるDQファンが多いだろう。
 
だが、近年ではDQ8に登場する【レティス】のデザインが公式にラーミアの姿とされることもある。
Wii版DQ1・2・3のOPアニメにはラーミアがDQ3の勇者たちを乗せてバラモスの城へ向かうシーンがあるが、その姿はレティスそっくりである。
レティスは「知られざる伝説」に描かれていたラーミアの姿に似ているので、これを原点回帰とみることもできるかもしれない。

DQ3

世界に散らばる6つの【オーブ】を集め、【レイアムランドのほこら】の祭壇に捧げると甦る伝説の不死鳥。
【ロト】の紋章は不死鳥の意匠、すなわちラーミアを模っていると言われている。
 
オーブの力で甦るまでは卵の姿で二人の巫女に守られていた。
今まさに甦るとき巫女たちが語りかけた【おおぞらは おまえのもの】という言葉は、シリーズ屈指の名ゼリフとして知られる。
なお、巫女たちはラーミアが『甦る』あるいは『目覚める』と表現しており、卵が『孵る』とも『生まれる』とも言っていない。雛鳥が孵ったわけではなく、成鳥の状態で大きな卵に籠って眠りについていたということだろうか。すぐに飛び立つことができるし。
 
勇者パーティを乗せる空飛ぶ乗り物として、プレイヤーが操作できる。
初期の作品らしくグラフィックは簡素な白い鳥で、空中に浮かぶような演出もなく、見た目上は歩行しているときと同じ高さを移動する。
しかし、徒歩や船での移動と違って一度動き出すと停止できず(いわゆる【オートラン】)、常に東西南北のいずれかの方向に動き続けることで、飛行している状況をうまく演出している。
この停止できない仕様は後のシリーズの【気球】【マスタードラゴン】にも踏襲されている。
 
【バラモスの城】【ギアガの大穴】【竜の女王の城】に行けるようになるが、あまり活躍の場は長くない。
一応【ムオル】【商人の町】など、【ルーラ】登録がされない上に船で行くのは微妙に面倒な場所もあるが、これらはラーミア復活後に行く用事がほぼない。
また、1人で挑まなくてはならない【地球のへそ】の周辺には着陸できない。
そして異世界である【アレフガルド】までは飛んできてくれない。来てくれれば即座に対岸に上陸してラストダンジョンへ乗り込むことも可能だっただろうが、DQ1から続くストーリーが台無しになってしまうので仕方がない。
後の作品に登場する神鳥との繋がりも考慮すると、異世界へ跳躍する能力を秘めているのではないかとも思われるのだが……
 
BGMの【おおぞらをとぶ】は屈指の名曲として人気が高い。
飛び続けているとBGMが切り替わるタイミングで朝から夕方に切り替わる。
 
なお公式ガイドブックでは長らく存在が伏せられており、Wii版でようやく紹介された(ただしGBC版の表紙には、パッケージイラスト同様に描かれている)。
【4コママンガ劇場】では、最初期から普通に登場していたりする。

リメイク版

グラフィックが孔雀らしく派手になり、空を飛ぶ時には尾羽が煌めくようになった。
ちゃんと空中に浮く演出も追加されたが、残念ながらSFC版では簡素な演出だったFC版に比べると操作性がかなり悪くなっている。
SFC版ではDQ6のペガサスと同様の操作方法で、方向キーを押し続けると低空飛行ができ、着陸の狙いを定めやすくなる。
GBC版では地面にくっきりと影が付いて降りる地点がわかりやすく、また方向キーを長押しすると高速で飛んでくれるため、非常に操作性が良くなった。
またスマホ版ではスピードアップダウンボタンで移動速度を調整できる。
しかし降りるには画面右下の「おりる」ボタンを押さなくてはならず、便利ボタンや画面タップで降りられるDQ4の気球と比べると操作性が悪い。
 
作中では心正しき者以外は乗れないとされているが、べつに【性格】【らんぼうもの】【なまけもの】【むっつりスケベ】だったり、【職業】【盗賊】だったり、各地の城や町で窃盗行為を繰り返したりという理由で乗せてもらえないということはない。
あくまで心が正しいことが条件で、性格や行いの良し悪しは関係ないのだろう。
心が正しいのに性格や素行がよくないというのもシュールだが……。
 
なお、このラーミア復活と同時に、【○○○○バーク】が最終段階となり、【商人】を仲間に復帰させられるようになる。
また【ジパング】の住民のセリフも変化するようになった。
 
ガラケー版ではラーミア復活時にセーブするか否かを訊かれた。まあ普通はセーブするだろう。
 
ちなみに卵の色は【竜の女王】が残したものとは異なっている。

HD-2D版

基本的にはSFC版以降の孔雀型の姿で登場している。
一方で、レイアムランドのほこらの外壁に描かれている姿は【レティス】のものとなっており(モンスターズに登場する低ランク版の橙色の体色)、これの意味するところは不明。
 
ラーミアに乗らないと辿り着くことができない高台や窪地・谷間などに【キラキラ】【ひみつの場所】が多数設置されており、過去作に比べ利用する機会が増える。
新たな【隠しダンジョン】である【試練の神殿】への到達にも必要となり、試練の神殿内ではエントランスの中央に居座り、出入口の役割を担う。
なお、海上にあるひみつの場所や【浅瀬のほこら】【ルザミ】には降りられない。
 
通常飛行と低空飛行を切り替えられ、右スティックで着地場所をターゲットして決定ボタンを押せば即その場所に着地できる。
発売当初、飛行の挙動は【オートラン】ではなく、加速や倍速の機能も無く、DQ11の【ケトス】などと比べると飛行速度が遅く感じられてしまう(特に前方視点のとき)点が指摘されていた。
配信番組『スクエニの作り方』でのスタッフの発言によれば、テスト版ではもっとスピードが速かったのだが、上空からのグラフィックを十分に味わってもらうために当時のスピードになった旨が語られている。
2025年5月23日のアップデートにより、ユーザーから不満の声が多かった飛行中の速度が飛躍的に上がったほか、オートランとマニュアルの切り替えができるようになった。
 
【エンディング】のスタッフロールは、ラーミアが【竜の女王の城】へ向かって飛翔する姿がエピローグカットの最後を飾っている。
世界を救った勇者は別の世界へと渡った今、ラーミアがかの地へ向かう目的とは…?
既に発表済みで、本作でも最後に表示されるHD-2D版DQ1&2のタイトルロゴにはラーミアらしきシルエットが描かれていることもあり、非常に意味深。
その解釈はプレイヤーに委ねられている。

小説版

守り人である妖精の姉妹の祈りによって卵から目覚め、パーティを乗せて飛ぶ。
6つのオーブを揃えた者にしか制御することはできない。
 
【バラモス】の死後、崩れ去るバラモス城からDQ4のマスタードラゴンのごとくパーティを救出し、ギアガの大穴へ連れて行くと、どこかへと飛び去って行った。
以後登場しないが、同じ作者による小説DQ1では、【りゅうおう】を倒した主人公の前に幻影として登場し、また小説DQ2では船の名前に用いられている。

知られざる伝説

「不死鳥ラーミアの伝説」と題したエピソードに登場。
 
元来は天界の生き物であり、【精霊ルビス】のしもべ。
ルビスは、ラーミアの背に乗って天界からこの世界にやって来たという。
 
ルビスはミッドガルドの海に楽園【ムウ】をつくったが、やがてこの地が悪しき者たちの手に落ちることを悟り、その前にムウを海に沈めてしまうことを決意する。
そして、ルビスはラーミアに乗って、7日7晩かけて巨大な無の空間に新たなる国をつくり、ムウの民をその地に移した。この国とはアレフガルドのことだろう。
 
ラーミアはこの間ずっと彼女を「悪しき力」から守り通したが、最後には力尽きて息絶えた。
だが、死してなお生まれかわる不死鳥は、巫女の祈りによって再びよみがえることができるという。
 
ルビスは新たな国へと旅立つとき、銀色の球体となって眠りについたラーミアを二人の巫女に託した。
また、すべてを揃えることで不死鳥を御すことがかなう、彼女の力を込めた6つの珠をこの世界に散らした。
自身が去ったこの世界に再び悪がはびこったとき、ラーミアが「最後の光り」となることを願ったからである。
 
同書の別のエピソードにも少しだけ登場している。
序章にはラーミアを復活させた勇者の心境が語られるページがあるが、そこでは「心正しき真の勇者だけが、そのせなかに乗ることができる」とされている。
また「魔王バラモスの陰謀」と題したエピソードでは、バラモスがルビスが残した宝珠に手を焼き、破壊することができないため人間から孤立させることで不死鳥が甦るのを阻止しようとしていたことが明かされる。
 
挿絵では巨大な鷹のような姿形で、銀や緑に輝く翼を持っている。

DQ8

エンディングで【レティス】が「私が生まれた世界ではラーミアと呼ばれていた」と告白する。
レティスの子の力を借りて飛行するときのBGMが【おおぞらをとぶ】であることやDQ3と似たような二人組の巫女が登場することなどから、もっと早くに感づいていたプレイヤーもいるかもしれない。

DQM2(GB版)

公式大会限定で配布された。
鳥だが系統は????系。【ベホマラー】【ザオラル】【マホイミ】と回復系の特技ばかりを習得する。
その上防御やMPの伸びが凄まじく、攻撃やHPは伸び悩むという典型的なサポートタイプ。
配布限定なのでレア度は高いが、公式大会に参加するようなプレイヤーが最も重視する会心率は低いので、貰っても大して育てないまま牧場の肥やしとする人がほとんどだろう。
図鑑には載らないので、ラーミアがいなくとも図鑑を完成させることは可能(早い話がポケットモンスターシリーズにおける「ミュウ」などの「幻のポケモン」と同じ)。
 
なおラーミア単体の公式イラストは、本作のレアモンスター配布イベントで公開された。

DQM1・2(PS版)

テリー編でのみ【他国マスター】が連れていることがある。入手するにはこれを奪うしかない。
GB版同様にベホマラーとザオラルの両方が習得できる、回復のエキスパート。
肉を与えて仲間にすることができる唯一の????系なので、ラーミアそのものよりも、配合素材としての方が利用価値があるという可哀想な存在(それでもGB版DQM2のように牧場の肥やしにされるよりはマシ…かもしれない)。
しかもその他国マスターの出現率が妙に高いため、条件を整えれば乱獲も可能
そのうえ図鑑に載らないモンスターのせいか、普通のモンスターと違って一度捕獲済みでも仲間になる確率が下がらないときている。まさしくラーミアのバーゲンセールである。
 
成長はかなり遅く、会心率も最低。能力は相変わらずHP、攻撃力が低く、それ以外が高いというサポートタイプ。耐性は総じて高く、目立った弱点は【ルカニ】系、【ひゃくれつなめ】に弱い点と【メガンテ】が効いてしまう点。しかしテリー編はルカイル編と比べるとメガンテを受ける機会はほとんど無いためメガンテに関してはあまり気にならない(せいぜい他国マスターの【きりさきピエロ】などが放ってくる程度だが、そのようなケースで不意に撃たれて死亡する可能性はある)。
ちなみにこいつを血統にすると何を相手にしても「?」と表示され、モンスターじいさんも「凄いモンスターが生まれそうじゃ!」などと言う。初見では「えっ!?」と期待を膨らませるプレイヤーは多いことだろう。
…が、実際に生まれてくるのはラーミアのみと紛らわしい。【ゾーマズ・デビル】【かくれんぼう】も同様(【じげんりゅう】は仕様上、配合できない)。おそらく図鑑に載らないモンスターであるためにこのような仕様になっていると思われる。

テリワン3D

【配信限定モンスター】として登場。???系のSSランク。
同一の存在とも言われているレティスとの共演を果たした。
 
3枠モンスターで、素早さ、賢さは高いが、反面守備力は低め。
全国の【マクドナルド】の「マックでDS」で先行配信されていた他、【スライムのおへや】でも配信。
条件を満たせば自宅でも受け取れた。
この他、2012年9月に実施された「東京ゲームショウ2012」でもすれちがいデータを配信。
このすれちがいデータは「TGS2012」という名前であり、連れているモンスターは【ふくぶくろ】1体。
倒すとラーミア、【勇車スラリンガル】【キャプテン・クロウ】のいずれかを受け取れる。
2013年2月4日に、かつてすれちがいデータで配信されていたモンスターが全て一斉にノーマルプレゼント対戦に追加されたため、無条件で自宅で受け取れるようになっていた。
地域格差を無くすためかと思われるが、これで配信系モンスターの入手には困らなくなった。
 
DQM1・2とは違って他国マスターが使ってくることはなく、図鑑にも載るので図鑑の完成には必須。
特性は【ギガボディ】【AI1~3回行動】【みかわしアップ】【れんぞく】(2回)、【光のはどう(特性)】【回復のコツ】(+25以上で追加)、【星のおくりもの】(+50以上で追加)。
レティスのモーションを流用しているため連続2回は当然として、AI1~3回行動、光のはどう、○○のコツ(レティスはデイン系、こいつ回復系)、「星の○○」とつく特性(レティスが星のまもり、こいつは星のおくりもの)を持つこと、ドルマ系が弱点、とやたら共通点が多い。
 
【神鳥レティス】の代わりに【アギロゴス】【JOKER】の配合に使えるので、持っていたら使ってみよう。
スキルは固有の【ラーミア(スキル)】
回復系の特技が多めだが、【ベホマズン】を覚えない上に消費MP×2をかなり早い段階で得てしまう。
どうせ搭載するなら、本作最強の回復スキル【エグドラシル】がオススメ。
 
肝心のステータスはHPが高めで素早さに優れ、かしこさもそこそこ。
一方守備力はかなり低く、3枠ではワースト。加えて行動回数も安定しないため、使おうと思ったら結構工夫がいる。
???系のくせにイオ系を軽減できる珍しい耐性を持ち(ドルマは弱点)、自然系の両レティス(マインド半減)と違って状態異常はすべて無効という強みはあるが、いかんせん火力が微妙なのでいささか扱いにくいかもしれない。
愛着がなければ配合素材と割りきってしまおう。
 
ちなみにレティスとは鳴き声が違い、ヒュー!という「一般にイメージされる鷲や鷹の鳴き声」とでもいった感じ。

テリワンSP

すれ違い通信が無い代わりに【とこやみの扉】【黄金郷】をクリアすることで手に入るようになった。
 
とこやみの扉の黄金郷開放はスカウトQを全て終わらせてかつタイジュの扉の黄金郷の開放を終わらせないと王妃はジュヒョウの国に行ってくれず、さらには開放にも特定のスキルと究極配合した特定のモンスターが必要という面倒くさい行程が必要になる。
 
スキルに関して言えば作り方さえ知っていれば簡単に作れるし、モンスターに関しても一度でも配合で作ったことがあるならめぐりあいの扉で適当に2体スカウトすれば問題なし。スカウトするときに禁断のバイブルを使って片方を両性にしておくと良いだろう。
 
両性でない方を適当に+99のモンスター(特定のスキルを覚えれるようにしたあくまの書系がオススメ)と配合してレベルを10にした上で両性のと配合すれば、特定のスキルを持つ究極配合された特定のモンスターのでき上がり。+99にするときに「どちらでも良い」だと両性が産まれる可能性があるため雄か雌を指定しよう。
 
ぬしとしては2~3回行動、【てんぺんちい】【ジゴデイン】【グランドクロス】【シャイニングボウ】【ハートブレイク】【聖なる祈り】をランダムで使用する。
攻撃力1370、守備力1130、すばやさ1700、かしこさ1560。
お供には【少年レオソード】【わたぼう】【トーポ】【ティコ】【ククリ】といった神聖なマスコット系モンスターが選ばれる。
見ての通り大半が属性攻撃のため、みがメタを使えば安定して戦える。
ただし素の攻撃力は高く、ハートブレイクでメタルキングがあっさり落とされることもあり、耐えたとしても休みにより身代わりを封じてくるので安易に頼るのは危険。
全体攻撃が多めなのでデインに耐性を持ったギガボディモンスターをこまめに回復させれば勝機は見えてくる。

イルルカ

錬金カギの報酬限定。それも???系・SSランクのため、非常に多くの系統が候補になる、
「はなたれし鉄条」「せかいの鉄条」等で報酬に選ばれるまで粘らなければならない。
とはいえ、配信モンスターではないので、根気よく粘ればいずれは手に入れることができる。
すれちがい通信でラーミアが報酬のカギを貰うのもあり。
夢見るタマゴから生まれることもある。
 
今回は【新生配合】【神の息吹】を習得。配合先は変わらず。
固有スキルで消費MP×2は覚えなくなったが、相変わらずベホマズンが覚えられないのが痛い。

ジョーカー3

今回は【魔獣系】に変わったが、SSランクのギガボディである点は変わらず。
 
今回でようやく配合で作成できるようになった。
以前と違ってJOKERが素材になっており、彼を神鳥レティスと配合することによって生まれる。
神鳥レティスの作成には配信限定の【キングスペーディオ】が必要なので、すれ違い環境は必須。
 
固定特性は回復のコツ。他はみかわしアップ、光のはどう、AI1~3回行動。
プラス値が+25でれんぞく×2・+50で星のおくりもの・超生配合で【神の息吹】を習得する。
さらに超ギガボディ化すると【いてつくはどう】が解禁される。
 
能力はHPが最高の2000をマークし、素早さ・賢さに優れている。
反面攻撃・防御はかなり低く、回復のコツを持っているとは言えMPも不安な数値。
期待できないレベルで物理耐久がないため、【やいばのボディ】等を持ち出してフォローしたい。
また回復役としてはかなり速いため、この点も考えたいところ。
 
【竜王】との配合で【竜神王】が、【魔王オルゴ・デミーラ】との配合で【聖竜ミラクレア】が生まれる。
 
初期スキルは変わらずラーミア。

ジョーカー3プロ

引き続き、魔獣系、SSランク、ギガボディ。
 
今回は配合方法が変更されており、神鳥レティスに【プチターク】【プオーン】【スライダーキッズ】、ゾーマズデビルのどれかを配合することで生まれる。
神鳥レティスは【ライドシステム】S級ライセンス取得後に獲得でき、プチターク、プオーン、スライダーキッズ、ゾーマズデビルはいずれも【ノチョリン】(JOKER)がくれる最初のモンスター候補なので、信じられないくらい作成が容易になった。
 
前作同様竜王との配合で竜神王が、魔王オルゴ・デミーラとの配合で聖竜ミラクレアが生まれる。
 
初期スキルは変わらず。

DQM3

今回も無事に登場。
関連性を匂わせていたレティスは登場していない。
 
再び???系に舞い戻り、本作でも数少ないXランク。
【てんのもんばん】【しんりゅう】【ほうおう】【わたぼう】の四体配合で生まれる。
このうち3体はクリア後の【エクサ・アリーナ】【マスタードラゴン】が使役するモンスターとなっており、何気にこれがヒントになっている。残り1体がわたぼうなのは精霊だからだろうか?
 
特性は【光のはどう】・【癒しの力】(Lv20)・【星のおくりもの】(Lv40)・1~3回行動(Lサイズ)・【みかわしアップ大】(Lサイズ)・【回復のコツ】(Lサイズ・Lv60)。
ステータスは素早さが高く、これに賢さ・HPが次ぐがそれ以外は低いいつも通りのバランス。
初期スキルは、本作でも【ラーミア(スキル)】
 
一言で表すと特性が弱い
Sサイズの特性は全て確率発動で安定せず、Lサイズの特性も回復のコツは良いとしてみかわしアップで埋められてしまっている。
攻め向けの特性は一切ないため、サイズを大きくして不安定な回復役にしか回せないのは地味に痛い。
 
一方、光と電撃両方を無効にできる貴重な耐性持ち。
ひたすら【ジゴスパーク】を振り回す【ひかりの番人】や、【ギガクロスブレイク】を叩きつけてくる【キラーマシン2】に強いのは嬉しい。
しかし、その代償に弱点も5個あり、しかもその中には猛威を振るう氷結や地が入ってしまっているのがつらい。
 
【デスタムーア】【竜神王】【神さま】との配合で【ダークドレアム】が生まれる。

いたストポータブル

ホイミコースの2つ目のステージとして登場している。ラーミアのデザインはレティスがFC版ラーミア同様真っ白になった感じ。
ステージは鳥の形をしており、けっこう広い。マークを全て集めるとなるとかなりターンを要する。
エリア名は【アリアハン】【イシス】【ジパング】など、全てDQ3の地名になっている。
ステージBGMはもちろん「おおぞらをとぶ」(DQ8バージョン)、目標金額突破時は【おおぞらに戦う】となっている。
 
ちなみに、このステージ開始時に、【マーニャ】はラーミアに対し「おいしそう」という感想を述べ、
【トロデ】は家臣扱いし、【マルチェロ】は「鳥の分際で光るとは身の程知らずだ」と散々言われてしまう。

いたスト30th

【ダウンロードコンテンツ】追加マップとして登場。
DLCマップ共通の仕様として「背景が全て同じ」「固有のBGMがない」「イージーモード未対応」がある。
そのため、マスの配置とエリア名は同じであるものの、ラーミア感は薄い。

シアトリズム

「おおぞらをとぶ」の背景で飛んでいる。

ライバルズ

第3弾「不死鳥と大地の鳴動」に共通レジェンドレアカードとして実装された。

2/0/1
召喚時:6つのオーブをデッキに混ぜ復活の準備に入る
自分の場にオーブが全て揃った時ラーミアは復活しこの対戦に勝利する

所謂「特殊勝利」カードとして登場した。
ユニットだが出しても卵が一旦登場してすぐ消えるため場には残らない特殊なカード。召喚以外の方法で場に出た場合は0/1効果なしの無力な卵になる。
デッキに混ざるオーブのカードは味方の地形をひとつ「オーブ」に変え、さらにカードを一枚ドローする効果がある。6つすべての地形をオーブに変えるとその場でラーミアが復活し特殊勝利になる。
 
特殊演出の際は一度無音になってから【おおぞらは おまえのもの】の口上が開始、BGMが【おおぞらをとぶ】に変化して口上の終了とともにオーブが集って卵が孵り、ムービーで3Dモデルのラーミアが夜空を飛び回りBGMのサビと共に飛び去っていく。そしてその画面のまま勝利ボイス+演出が入ると、非常に凝っているため必見。
ライバルズ(エース)における特殊勝利は【ケトス】とこのカードだけと非常に特徴的な立ち位置(【りゅうおう】の相手の特殊敗北および、一応ソロモードにおけるメタル系の【にげる】も特殊勝利と言えなくもないが)。
 
余談だが、初期はこのムービーが飛ばせなかった。数をこなす対戦において凝っている分40秒近くかかる演出を(しかも負ける側が)見るのは面倒であり、このカードが流行った時期はオーブが揃うのが半確定的になった時点で降参して終わらせるプレイヤーも多かった。オーブがデッキの底に埋まっていることに期待して待つか、逆に使う側もオーブが揃っていなくてもオーブが揃ったようなフリをして降参を狙うなど人それぞれである。
また、同じく初期はオーブのドローで受けたデッキ切れのダメージでHPが0になってしまうと、この演出の後に勝利ボイスが流れた上で敗北になってしまうという気の抜ける仕様になっていたが、こちらもアップデートで勝利するように変更された。
 
オーブは実装当初は2コストだったが、このカードを軸にして特殊勝利を目指すデッキが氾濫しすぎたために使用コストを3コストにナーフされた。
登場した主なデッキとしては【はなカワセミ】【ドンガラドン】【スライム系】で回復とテンションを回し、【一喝】【ダークドレアム】の使い回しでひたすらオーブが揃うまで遅延する武闘家、同じく武闘家でダークドレアムや【クリフト】を使いまわして遅延しつつデッキを減らして【無念無想】2枚でオーブのコストを減らして一気に引き切るデッキ、【どんぐりベビー】を大量に復活させながら【冥界の霧】を絡めた回復でドローと除去を進める僧侶、【魔性の道化師ドルマゲス】【ピオラ】でラーミアと特技をコスト0にして1ターンで引き切る魔法使いなどがあった。
全カードが使用可能なマスターズルールにおいても、豊富な遅延やドローカードが解禁されるため対策必須のデッキタイプとして君臨し続けた。
オーブ地形が上書き、破壊で消されることはないが、【ワルぼう】や手札の持ちすぎによってオーブカードが一枚でも破棄された場合、その時点でラーミアの復活は不可能になる。

ライバルズエース

真2弾カードパック「そして伝説は高らかに」にて「不死鳥ラーミア」名義で実装。今度は占い師専用のレジェンドレア。

9/5/10
死亡時:不死鳥ラーミア1枚を手札に加える
選択:・自分の手札にあるカードのコスト-2
   ・この対戦中味方のヒーロースキルのコスト-5

不死鳥というだけあって何度でも手札に復活するが、コストが重いので複数回の使用は難しいだろう。
重い分効果は強力。前者は言うまでもなく強力で0コストにしたカードを複数発動すればテンポロスも補えるし、後者はコスト15の低減が求められる伝説の勇者のスキル「そして伝説へ・・・」の発動にも貢献できる。
その使い方の場合、やはり間接的に特殊勝利カードとなる。
 
また、前述した「そして伝説へ・・・」の演出でも、伝説の勇者やその仲間を背に乗せて登場する。
 
一方、1枚目の方もやはりマスターズで大暴れしていた他、ソロモードでも大活躍。
敵がインフレしており、こちらも初期MPの増加やレジェンドカードの複数編成により安定して高速でオーブを揃えられるため、敵と殴り合うよりも特殊勝利した方が楽ということでラーミアを飛ばしまくってレベル上げするユーザーが多かった。ボスに対しては初期のもの以外は対策されて特殊勝利無効がついているため残念ながら無力である。

DQMSL

【???系】のAランク。
Ⅲコラボクエスト「冒険の旅」にて手に入る各色のオーブを素材とした転生先。
ベースは【シルバーオーブ】なので注意。
特性は【じどうMPかいふく】【みかわしアップ】。リーダー特性は「全系統MP+10%」。
特技はデイン系中位息「ひかりのブレス」のみ。
 
【神鳥のたまご】を用いてさらに転生させることで、Sランクの「不死鳥ラーミア」になる。
特性と特技は下位と同じだが、リーダー特性のみ「全系統MP+15%」になる。
新生させることで【まれにリザオラル】特性と【ギガデイン】を覚える。
実装当時は貴重な???系ヒーラーではあったが、現在では【モンスター牧場】で飼われるただのニワトリに等しい。
正直、作る価値はあまり無いだろう。

伝説の神鳥ラーミア

2019年5月31日に実装。期間限定ふくびき「伝説フェス」で引ける。
リーダー特性は自然系HP18%、防御力15%アップ。
特性はバトル開始時、自然系に聖なる防壁を張り一度だけ1ターンダメージ無効状態で復活する「不死のたましい」。
単体を確実に蘇生させたうえで防御力を上げる「神鳥の蘇生」、敵全員をランダムで複数回???系に大ダメージのデイン攻撃「聖なる息吹」、
味方が受けるダメージを軽減し行動停止を防ぎ、さらに自然系のデイン耐性を上げる「大空の守り」。

ウォーク

DQ3Rewalkイベントで2024年6月11日から登場。レイアムランドのほこらに行くと、ラーミアの幻影と戦う原作に無い展開が待つ。
クエスト3章5話でボスとして登場するほか、同日よりメガモンスターとして登場。討伐推奨レベルは特級職レベル55以上、HPは46万以上。
デイン系が最も有効で、次いでヒャド系、ギラ系の順で有効、ジバリア系は等倍で他は耐性持ち。
 
最初に全体750程度の大ダメージを受ける「おおぞらを飛ぶ」を使用。まずはこれを凌ぐことが第一になる。
その後は通常攻撃と450程度のイオナズンで攻撃、マホトーンを交えながら3回行動を行う。
一定ターン後には単体550程度に凍てつくはどう効果の「イオナルーン」を用い、力を溜めはじめる。
力を溜めるかHPが半分以下になると行動が変化し、ここからはバリアをまとうようになる。
バリアはダメージを20%軽減するほか、攻撃してきた相手にダメージの1%相当を跳ね返し、受けるHP回復量を低下する効果も付与する。
ダメージ量と攻撃のタイミング次第では、返ってきたダメージで倒れる場合もあることに留意しなくてはならない。
バリア後は通常の1.5倍程度の威力のはばたく攻撃などを使い、次のターンで再び「おおぞらを飛ぶ」を使用する。
幻惑が一定程度有効で、おおぞらを飛ぶをはじめとした物理攻撃対策にかけておくと良い。
バリアは解除できる攻撃を使用すれば剥がすことも可能。「魔族連携・じごくの魔氷」ならヒャド系なので威力も十分。
 
こころは黄色でコストは153。黄色の中では実装時点でトップの力を有する攻撃型。
高グレードではメラ、デイン、ヒャドの3属性の斬撃・体技ダメージが増加し、イオ系とふきとばしに耐性がつく。
クエストのものを含め3回倒すまででラーミアのモンスターメダルが揃い、グレードAは1つ確保できる。

タクト

2022年7月16日開催の2周年イベント「真・ドラゴンクエストIIIイベント」にてイベント限定配布モンスターとして登場。
???系Sランク、ほじょタイプ。
リーダー特性「息消費MP-10%」基本特性「不死鳥のはばたき」
とくぎは「サクション」/「天雷球」/「不死鳥の息吹」
覚醒スキル10Pで「息のコツ」100P(3凸)で「不死のたましい」400(完凸)で「不滅のつばさ」等を習得できる。

アベル伝説

不死鳥ラーミアとして知られており、ブルー・レッド・グリーン・イエローの4つの【オーブ】を集め、祭壇に捧げることで卵から復活する。なお祭壇は元々は【コナンベリー】付近にあったが、火山の島【レイアムランド】に移されている。
カンナとハンナという二人の巫女に守られており、オーブの数以外はDQ3の設定をほぼ踏襲している。
 
1話から【ティアラ】の台詞で名前が登場しており、【風の翼】はラーミアをイメージして作られたもの。
アベルの旅の中盤ではレッドオーブを受け取る際に【ミネア】によって存在が語られる。その後【ザナック】から【死せる水】の海を越える手段として教えられ、【オルテガ】からは【聖剣】のある【青き珠の島】が天空にあるためラーミアが必要であることを聞く。
そしてアベル一行が二手に分かれた後、聖剣を探すアベルチームがオーブをすべて揃え、レイアムランドでラーミアを手に入れて青き珠の島へ向かう。
 
真っ白でずんぐりむっくりとした感じの鳥となっており、大きな尻尾を持つ。
終盤におけるアベルたちの移動手段となるほか、最終決戦でも活躍。【バラモス】に撃ち落とされたりしているが不死鳥の名の通り生存し、弱点である清浄な水を口に含んでバラモス目掛けて噴射するなど戦闘補助も行っている。
 
あくまで自分の意思で行動するようであり、青き珠の島に到着する直前に【ムーア】と遭遇した際はアベルたちの命令には従わずに島に着陸することを優先したり、【アリアハン】【伝説の竜】を避難させようとする際にも、呼んでから降りてきてくれるまでに時間がかかった。
 
最終回最後のカットでは、平和になった世界を旅するアベルたちを上空から見下ろしている。

精霊ルビス伝説

【ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説】では、イデーンに生息する聖なる鳥として終盤に大勢登場する。
オーブの埋まっている山々で生まれ育った人々のみ乗りこなすことができ、彼らはイデーンに住みながら「ラーミア使い」以外の魔法力を持たないため(元々力がないために移住した人々だった)他の人々からは蔑まれ、彼らも山でのみ暮らしていくことを選んでいた。
イデーン崩壊に際し多くの人を乗せ異世界へと避難した(この時も避難するための箱舟に乗った人々に嫌がられた)。オーブを手にしていたルビスも最後はディアルト(ロト)を助けるためラーミアに乗り、箱舟に人々を降ろした他のラーミア達が合流していく中彼の元へと向かい戻らなかった。この時入れ替わるようにディアルトに助けられた少年が彼のラーミアに乗って最後に箱舟にたどり着いた。
そのため、レイアムランドで眠っていたのはこのとき行動を共にしていた個体ではないかと思われる。

ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~

母鳥のラーミアと子ラーミアが登場。
母鳥は産卵のためにレイアムランドへ向けて飛び立っていた最中に【クインゾルマ】の封印の中に引き込まれ、そこで卵を産まされて間もなく死亡した。
 
子ラーミアは、まだ生まれてもいない卵の中でも自意識と様々な能力を持っており、クインゾルマは自分が母であると騙してその力を利用していく。
その能力の一つなのか、あるいは卵の中だからなのか、子ラーミアは人間の少年に近い姿を取っている。
「世界を見守る聖なる鳥」ということで、卵の中は世界全てを見渡せる鏡面世界となっている。
 
最初は容姿同様に精神構造も幼く、クインゾルマに言われるがまま能力を振るっていたが、【オーブ】が揃い孵化が近づくと容姿が成長し、同時に自分の行いに疑問を持つようになる。
やがて鏡面世界に引き込まれた【ヤオ】【ファン】に出会い、両者の話と母鳥の羽を手にしたことで、クインゾルマに騙されていたことに気付く。
 
ラーミアの復活は百年以上前の出来事であるため、リー達はラーミアの存在すら知らなかった。

カレンダー

1998年版の公式カレンダーに、DQ3の勇者パーティとともにラーミアが描かれたイラストが掲載されている。
ただし、飛び立つ姿を下から見上げる構図になっているため、その顔までは明かされていない。
前述のGBC版のパッケージイラストに先立つ、リメイク版準拠のラーミアを描いた初期の公式イラストである。


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