概要
本編シリーズではDQ5・7、HD-2D版DQ3、外伝作品ではモンスターズ、トルネコ3などに登場する、【モンスター】に関係する【老人】。
DQ5では【仲間モンスター】を世話をする人物だが、DQ6では【ルイーダ】に役目を譲っている。DQ7では【モンスターパーク】の管理人として、HD-2D版DQ3では【はぐれモンスター】の面倒を見る役として登場する。
外伝作品では仲間モンスターの管理や【配合】等の世話をしてくれる。
見た目は普通の爺さんだが、色々と謎の多い人物。
テリワンの図書館の女性曰わく「(【テリー】以外で)魔物を200種類以上仲間にしたのは彼だけ」らしい。【わたぼう】が連れてきた人間はみんなろくでもない奴らばかりらしいが、彼とテリーはかなり凄いことがうかがえる。
DQM2でも同じ公式イラストのじいさんが登場するが、こちらは「モンスター博士」と呼ばれている。
DQMJ1では「モンスターじいさん」という名前では呼ばれないが、凄腕のモンスターマスターである老人として【カルマッソ】会長が登場する。
DQM3では、DQ4の【ロザリーヒル】の道具屋の老人が【モンじい】として登場。
DQ3(HD-2D版)
CV:小林康介
【はぐれモンスター】を管理する役として、DQ5と同じ外見で登場。英語名もDQ5と同じMonty。
勇者が【いざないのほこら】を出ようとした時に【スラリン】と出会い、そこへ駆けつけてはぐれモンスターのことを勇者に説明する。このとき、DQ5でもおなじみの「わしが有名なモンスターじいさんじゃ」の台詞で自己紹介し、リメイク版DQ5同様に【はい/いいえ】でリアクションを求めてくる。
以降は【バトルロード場】でスラリンと一緒に居座っており、話しかけると保護したはぐれモンスターのステータスを確認できる。また保護した個体数が一定値に達すると報酬を貰える(報酬は【はぐれモンスター】の頁を参照)。
【モンスター・バトルロード】のランクSでは最終戦の対戦相手として登場する。
DQ5
初登場。
【仲間モンスター】に深く関わる人物として【オラクルベリー】にて初登場。
話しかけると「わしが有名なモンスターじいさんじゃ」とか言ってくるが、SFC版では彼の噂をDQ5の世界で耳にすることは全くない。
オラクルベリーでは【イナッツ】というバニー姿の女性の助手を雇っている。彼女との関係は謎。
オラクルベリーの他は【ポートセルミ】、【グランバニア】(青年期後半から)、そして魔界の【ジャハンナ】にまで出没しているが、これらが同一人物であるかどうかも不明。本名も不明。
なんか、本当に本当に謎だらけの爺さんだ。
初対面したときは【主人公】のモンスターの心を開く素質を瞬時に見抜き、仲間にする心得を教えてくれる。これ(と【馬車】の入手)によって仲間モンスターシステムが解禁される。
彼に話しかけて【フラグ】を立てるまではいくら戦ってもモンスターを仲間にすることはできない……はずなのだが、実はなぜか【修道院】で【マリア】から1000G貰うと、モンスターじいさんに話しかけたフラグが立ってしまう。
仲間モンスター加入フラグを立てずにシナリオを進めたい場合にはこの点に注意が必要。
なお、この他にこのフラグを立てるのはオラクルベリーとポートセルミの爺さんのみで、グランバニアとジャハンナの爺さんに話しかけてもフラグは立たない。
台詞も微妙に異なり、後半の2か所の爺さんは「わしが有名なモンスターじいさんじゃ」と言わないし、前半の2か所は【キラーパンサー】以外の仲間モンスターを1度も加入させたことがないうちは勧誘方法の解説をするのみで、後述のようにモンスターを預かってはくれない。
モンスターを仲間にしてから会いに行くと、仲間モンスターを預かってくれ、彼に会いに行くことでメンバーの組み替えも可能。いわばモンスター専用の【ルイーダの酒場】であり、「モンスター預かり所」ともいう。
ちなみに人間キャラは預けられない。まあ当然なのだが。
また戦闘後に起き上がったときに馬車が満員だと、その場でパーティにいる仲間モンスターのうち1匹をモンスターじいさんに送ることになる。
この際、起き上がったモンスターをすぐに送ることはできず、パーティのモンスターを誰も預けたくない場合は、起き上がったモンスターを諦めざるを得ない。
このほか、イベントで人間キャラが加入した場合も、あふれるモンスターをその場で預ける必要がある。青年時代後半に突入した時には息子と娘が自動加入しているため、定員オーバー分の仲間モンスターは自動的にモンスターじいさんに送られている。
モンスターじいさんに預ける際、モンスターが持っているアイテムは装備している武器・鎧・盾・兜以外はすべて【預かり所】に送られる。
仲間にできるモンスター数には上限があり、パーティ内とモンスターじいさんを合わせて50匹まで。預けた順に並ぶため、出し入れを繰り返すことで好きなように整理ができる。
仲間モンスターの合計が50に達していると、それ以上モンスターは仲間にならなくなる。この場合は、すでに仲間になったモンスターと【わかれる】ことで再び他のモンスターを仲間にできるようになる。
ここの預りシステムを利用した【仲間モンスター簡単レベルアップ】という裏技が存在する(リメイク版では不可)。詳細は当該項目を参照。
ちなみにデータ内には、モンスターじいさんに預けられないフラグもある。
「なにやら事情があるようじゃ。連れて行ってあげなされ。」と、人間キャラとは違う台詞で断られる。
別れようとしても「なんと!◯◯とわかれてしまうつもりか!それは やめたほうがええぞ!」と止められる。
仲間モンスターがパーティ入りしてからストーリーに密接に関わり、必須となるシーンでもあったのかもしれない(普通に考えればキラーパンサー用に用意されたフラグだろう)。
また、開発当初は「限界まで預かっていても仲間になるが、預けられない」という仕様になる可能性があったらしい。「まだ 預かってほしいのかい?しかし これいじょうは わしの手に あまるのう。すまんが 預けるまえに どれかのモンスターと わかれてくれんかの。」と言われてしまう。
しかし、この仕様だと馬車内もモンスターじいさんも満員の状態で、モンスターが立ち上がったときの処理がややこしいので没になったのかもしれない。
他にも、没となった要素として別れようとした際に装備を持たせたままにする(=装備ごと失われる)という選択を敢えて選ぶこともできる予定だったが、【マグマのつえ】を装備させて別れるとトロッコ洞窟の入口を開けれず進行不能になる懸念があるため実装されていない。これに関してはDQ6のルイーダの酒場で実装され、ハマりの問題点も解決されている。
なおSFC版ではチートを用いて幼年時代のうちにモンスターじいさんに会いに行っても青年時代になるまではモンスターが起き上がるフラグが立たない。
【公式ガイドブック】ではイラストが掲載されており、仲間モンスター各種族ごとの解説も担当している。しかし、
- 【メガザルロック】や【ライオネック】は「打撃攻撃が強い」
(力の初期値がそこそこ高いだけで成長力や武器の強さは考慮されていない模様) - 【ばくだんベビー】は「戦闘に出すと勝手にメガンテ使って経験値が入らなくなるからしばらく馬車で育てろ」しか書いてない
(実際には勝手に使って死ぬ可能性があるのはたいあたりの方で、メガンテを使えるようになる頃にはちゃんと命令を聞く。また肉弾戦の強さなどの他の特徴は記載なし)
など、あんたホントにモンスターの専門家なのかと言いたくなるようなテキトーな解説がそこかしこに見られる。
初期能力と修得する特技だけを見て書いたような解説が多いので、実は彼の得意分野は「仲間にする」ことまでで、「育てて戦わせる」のは専門外で実際にモンスターを育てたことはないのでは?という疑惑がでている。
リメイク版
DS版以降の英語版での名前はMonty。
「わしが有名なモンスターじいさんじゃ」のあとになぜか【はい/いいえ】の選択を迫られる。
ただの自己紹介に「いいえ」もなにもあったもんじゃない気もするが、「有名な」の文言に対して「知らんわ!」というツッコミの意味だろう。
実際、「いいえ」を選択すると「なに? わしを知らん? まあよい。」と大人の対応をされる。
名産品である【うわさのノート】には、「モンスター闘技場のモンスターは、彼があっせんしているらしい」という噂が書かれている。
ちゃんとモンスターじいさん本人に話しかけないと、仲間モンスターシステムが解禁されないようになった。
また、仲間モンスターの名前を変更もしてくれるようになった。
起きたモンスターもすぐに送ることもできるようになり、送ると「◯◯◯◯は うれしそうにモンスターじいさんのところへ 走って行った!」というメッセージが出る。
PS2版では加入する全てのモンスターを3匹ずつ仲間にできる(理論上199匹まで)が、仲間にした順番に並べられる上にソート不可。
DS版以降では76匹+イベント加入組固定枠4匹までで、種族順に自動的に整理される。
PS2版ではモンスターじいさんに会って馬車を購入さえすれば時代に関係なくフラグが立つようになっているのでチートを用いて幼年時代に会いに行けば早期にモンスターを仲間にすることができる。詳細は【オープントレイ技】
DQ7
【モンスターパーク】を作ることを夢見ている。
長年の研究の末に【まもののエサ】の調合に成功しており、それを持ってモンスターを集めてくれる人材を探している。
主人公たちが彼の元を訪ねると、挨拶も抜きにいきなり本題に入り、件のエサを渡してくる。
そしてその見返りとして「なついたモンスターがいたらここに送ってくれ」と頼まれることとなる。
ちなみに彼の先祖はかつてモンスターと心を通じ合わせたという話が残っており、彼はその話を聞いてから研究を始めたらしい。
おそらく過去の【ルーメン】に登場した【シーブル】の子孫なのだろう。
この両者はグラフィックも同じであり、実際にルーメンが滅んだ場合では現代ルーメン跡地で「ただ一人生き残った人の子孫」だと明言されている。
また、【クリスタルパレス】の神降臨イベントではルーメン代表として招待されている。
なお作中では「モンスターじいさん」という名前で呼ばれることはないが、モンスターパーク入口で【フローミ】を使うと「モンスターじいさんの家」と表示されるほか、DQ7の公式ガイドブックではそう紹介されている。
しかしパークに送った【スライム】からは「モンスターおじさん」と呼ばれている。どちらが正しいのだろうか。
ちなみにそのスライム曰く、優しい性格らしい。
DQM1
主に星降りのほこらで配合と卵の孵化を担当している。
第1回ほしふりの大会のタイジュ代表にして優勝者でもあるモンスターマスター。
メインシナリオクリア後に戦うことができる。
【テリー】と同じように異世界から連れて来られたそうだが、【わたぼう】の仕業なのだろうか?
【ゴールデンスライム】、【しんりゅう】、【ローズバトラー】といった各種系統の最強モンスターを連れていて、そのステータスもかなり高い。
特にHPの高さには目を見張るものがあり、ゴールデンスライム:900 しんりゅう:6500 ローズバトラー:1800。
通常のHP限界値が999であることを考えるとものすごいインフレ仕様である。
合計すると最強の扉の主(=ボス)である【デスタムーア】のHPをも超える。
事実上このゲームにおける最強のボスである。ちなみにこの爺さんとは何回も戦える。
ゴールデンスライムは【ベホマラー】、【ザオリク】、【ひかりのはどう】を使う回復役。
こいつが生きている限りベホマラーとザオリクで回復され続けるので真っ先に潰すしかないが、守備力が999で耐性も一回休み以外ほぼ完璧のため容易には落とさせてくれない。
物理攻撃以外では【マダンテ】が強耐性でギリギリ通るが、ローズバトラーにまねまねで邪魔されやすい。
しんりゅうは【まじんぎり】、【ジゴスパーク】、【せいしんとういつ】を使う攻撃役。
自発的に殴ってくるのはほぼこいつだけだが、その火力は脅威の一言。素殴りでも相当に痛く、まじんぎりに至っては700前後の大ダメージを叩き出す。
そして何よりせいしんとういつによる2連撃が恐ろしい。耐性がなければジゴスパーク(全体に250前後)×2で壊滅的な被害を受けるし、まじんぎり×2がクリーンヒットすればHPがカンストしていても即死確定。
ゴールデンスライムほどではないが耐性も非常に高く、打撃とマダンテ以外はほとんど通じない。前述の通り、HPも桁違いなので大抵最後まで立ちはだかる。
ローズバトラーは【まねまね】、【きょうふう】、【いてつくはどう】を使う補助役。
性質上対策をとった上で挑むとまねまねでの反撃がちょっと痛いというくらいであまり目立つこともないため、微妙に他2匹より格落ちして見えがち。
しかしながら、
と実はしんりゅうとゴールデンスライムのコンビに残された負け筋をこいつが丁寧に潰していたりもするため、地味に見えて意外と重要なポジションにある。
きょうふうについてはさすがに時期的に死に技感があるが、何も知らずに【やけつくいき】や各種属性ブレスを持ち込んできてしまった初見プレイヤーを門前払いにするくらいの効果はあるかもしれない。
能力、耐性、特技全てにおいて非常に手強いメンバーではあるが、どうせクリア後のやりこみの世界での相手なので、こちらも徹底的に鍛え上げたメンバーで立ち向かおう。
まずゴールデンスライムを倒すことが最初の関門。他のモンスターを先に倒してもザオリクで延々と復活されるのでコイツから倒すこと。まあAIはHPの低い敵を優先的に狙うので、普通に攻撃させていれば真っ先に落ちるのはコイツだろう。
次はローズバトラー。苦戦する要素はあまりないが、地味にまねまね発動中の反撃が痛いので、しんりゅうの攻撃に重ねられて死んだりしないように注意。
最後はしんりゅう。
ここまでに3匹体制を維持できればだいぶ楽になる。桁違いのHPだが3匹がかりで叩けばすぐに減らせるはず。後は回復役が倒されないことを祈りつつ攻撃するのみである。
特技選びについては、まず絶対に必要なのが回復技。使用枠の圧縮も兼ねて全員に覚えさせておいてもいいレベル。
せいしんとういつによる2連撃での頓死が起きやすく、特にまじんぎり×2はどれだけ育てようと対処のしようがないため、ザオリク要員は最低2匹いないと辛い。もちろん3匹全員が持ってるとなお良い。
全員完全耐性持ちにするのでもなければジゴスパーク対策に【ベホマズン】も欲しい。状態異常持ちはいないのでひかりのはどうは不要。
ゴールデンスライムとしんりゅうの耐性に穴がなさすぎるため、基本的に攻撃技は不要。素殴りか物理系の特技で攻めよう。
【さそうおどり】を併用するなら【まじんぎり】には採用の余地があるだろう。
【ばくれつけん】はダメージではなく攻撃力に下降補正がかかるという性質上超高守備力のゴールデンスライムとの相性が悪い。
具体的に言うと、攻撃力がカンストしたモンスターがばくれつけんを使ったとしてもゴールデンスライム相手には1発あたり60前後しかダメージが通らない。会心の一撃が出れば話は別だが、本作ではそもそも会心発生率が低く抑えられているうえにばくれつけん自体AIがあまり使おうとしないため、ラッキーヒット狙いでの採用も得策とは言えないだろう。
【さみだれぎり】もローズバトラーがまねまねを多用するせいで使ってくれないことが多く、使ってもゴールデンスライムを落とすまでは無為に帰すことが多いので微妙。
物理技以外だとレベルとMPが十分に高ければ【マダンテ】も有効打になるが、これもまねまねで邪魔されやすい。
あえてさそうおどり要員等の攻撃に回らないモンスターにブレス系の攻撃特技を持たせておくというのも作戦のひとつ。AIは相手の所持特技を見て行動を決めるため、ローズバトラーがきょうふうを使うようになりまねまねの使用率が下がるのだ。
マダンテを採用したい場合はもちろん、普通に戦う場合でも単純にまねまねで殴り返される回数が減り、ダメージを抑えることができる。
補助系はとにもかくにも【バイキルト】。AIは敵方に3つ以上強化状態がついている時のみいてつくはどうを使ってくるため、2体までならかけても消される心配はない。
なるべく攻撃力を調整してメインアタッカーにかけるだけで済むようにしておきたい。
ただし召喚系の特技や【モシャス】も強化扱いのためこれらを併用する場合は要注意。
基本的にそれ以外の強化技はいてつくはどうで消され、デバフもゴールデンスライムに無効化・回復されるため不要。特に息系はローズバトラーにきょうふうでカウンターされる恐れがあるので使わせないこと。
ただし【さそうおどり】は例外。1回休みはローズバトラーには通じないがゴールデンスライムは弱耐性で75%、しんりゅうは強耐性だがそれでも50%は踊る。まねまねでカウンターされることもないし、当然ブレスではないのできょうふうにも邪魔されない。
モンスターじいさんのパーティは良くも悪くもメンバーの役割がはっきりしており、1体足止めできただけでもかなり機能低下するので、うまく決まればかなり有利に戦いを進められる。
ゴールデンスライムを踊らせて回復させないようにするだけでも泥試合になるリスクをかなり抑えられるし、しんりゅうが踊ってくれればそのターンはほぼ痛手を負う心配もなくなる。せいしんとういつの使用直後に踊って都合2ターン無駄にしてくれたりすると非常にありがたい。
抜け道的な戦法としてはモシャスを使うという手もある。AIの性質上化ける対象はしんりゅうに固定されるため、HP999でゴールデンスライムにも打撃を通せるアタッカーがそっくりそのままこちらの手に渡ることになる。
RTA等、自力でゴールデンスライムにダメージを通すのが困難なメンバーで挑みたい場合はこれが数少ない勝ち筋のひとつになるだろう。
ただし先に触れたとおりモシャスも強化としてカウントされるため、変身中にバイキルトをかける場合は1匹のみにしておくこと。
ステータスは当然高ければ高いほど良い。
ゴールデンスライムに攻撃を通せないとどうしようもなく、しんりゅうも相当にタフで生半可な火力では太刀打ちできないので、攻撃力は可能な限り盛っておく必要がある。ベホマラーでの回復量も加味すると600くらいが最低ラインになるだろう。
ちなみに攻撃力をカンストさせておけばゴールデンスライムにも殴り1発で250前後のダメージが通る。バイキルトも併用すれば2~3発殴るだけで落とせるのでかなり楽になるはず。
HPもかなり上げておかないと辛い。しんりゅうの単発の素殴りやジゴスパークで毎度瀕死になっているようでは話にならないだろう。
せめてせいしんとういつからの素殴りやジゴスパークには耐えられる程度(600~700)にはあった方が良い。
無論、安定を求めるならもっと盛った方が良い。他のメンバーはそもそも殴ってくることが少ないが、ローズバトラーは攻撃力が600と意外に高く、まねまねで素殴りを返されると結構痛い。
まじんぎり2連撃に関しては先に述べた通りHPカンストでも耐えられない。潔くザオリクを使おう。
さそうおどりで足止めしながら戦えばかなり安全にはなるが、5割は動かれるので過信はしないこと。
耐性についてはとりあえずデイン系(ジゴスパーク)のみ気にしておけば問題ない。1体くらいは完全耐性持ち(あまり多くはないが鳥系を中心に候補が何種かいる。ステータス的には【サンダーバード】あたりが起用しやすい)がいると安心感があるが、他のメンバーも当然無耐性ではない方がいい。
ただし全員完全耐性にしているとしんりゅうがジゴスパークを使わなくなるので要注意。ステータス次第ではあるがひたすら殴られる方がキツい場合もある。
間違いなく本作最強の敵であり、無対策で挑めばステータスがカンストしていようとあっさり負けかねないくらいの実力はある。
しかしなんだかんだで対処法ははっきりしているので、慣れてくれば割と安定して倒せるようになるだろう。少なくとも3匹フルメンバーで挑むぶんには完全な運ゲーを強いられる類の相手ではない。
ちなみに勝ったからといってこれといった報酬はない。純粋に力試しのための相手である。
ちなみにやり込みの範疇で単騎での攻略を目指すプレイヤーもいるが、さすがにこれは運ゲーになる。上で口酸っぱく述べている通り、まじんぎり×2が直撃した時点で敗北確定になるためだ。
せいしんとういつ使用直後にさそうおどりでの足止めを狙う、【だいぼうぎょ】で受ける等々ある程度の対策はできるのだが、前者は結局50%しか止められないし、後者はAIが確実に使ってくれる保証がないので、どこまで行っても運要素は潰しきれない。
もちろん、たとえ本作の配合の頂点である【ダークドレアム】でも一体だと勝てる保証は無い。
【メダルおじさん】兼タイジュ国の王様が格闘場最強のランクであるSランク最後のマスターとして登場したり、この国ではオヤジたちが物凄い頑張りを見せている。
図書館にいる女性によると、モンスターを200種類集めたのはモンスターじいさんだけとのこと。
ゲームシステム準拠で考えれば、GB版では全215種類なので????系以外は全て集めたことになる。
謎なのは、ローズバトラーの配合法は植物系×????系であり、DQM1の世界では野生ではコイツは手に入らないし、誰かとお見合いでもしない限りは配合以外では入手できない。
どうやってローズバトラーを手に入れたのだろうか?
仮に配合で手に入れたとなると、????系の誰か1体ぐらいは仲間にしていないと矛盾が生じてしまうのだが…。
テリワン3D
基本的な概要はオリジナル版と同じ。エンディング後の冒険を終えた後に戦えるのも同様。
裏シナリオでは新たな大会の代表選手に残念ながら選ばれず、裏方に徹することに。彼が来てくれれば頼もしいことは間違いないがそうなると配合を代行する者がいなくなってしまうためシステム上の措置であろう。
じいさんの日記によると皆が出かけている間ヒマだったのでそのうっぷんを晴らすため格闘場でひと暴れしてやるとのこと。
本作では出てくるモンスターが日替わりになっており、倒すと報酬をくれる。
じいさんが繰り出すモンスターと報酬は以下の通り。
1日目にいきなり【ゴールデンスライム】と神竜を投入してくる。報酬は【ちいさなメダル】5個。
2日目は【ローズバトラー】と【キングレオ】、報酬は【きんかい】5個。
3日目は【ワイトキング】、【さそりアーマー】、【ロック鳥】、報酬は【しもふりにく】5個。
4日目は【デュラン】、【ダーククリスタル】、【ゴールデンゴーレム】、報酬は【メタルチケット】5個。
5日目は【キラーマシン3】と【キラーマジンガ】、報酬は【ちからのたね】などの各種【ドーピング】アイテム5個ずつ。
となっている。HPは一番高いキラーマシン3でも2600程度なので、GB版に比べれば撃破は容易い。
ちなみに6日目はじいさんの代わりに【魔戦士ルギウス】、【竜神王】、【魔戦士メイザー】の3匹がやって来る。倒すと撃破ラウンドに応じて各種タマゴを1つくれ、7日目以降はまた1日目に戻る。
図書館にいる女性によると、やはりモンスターを200種類以上集めたのはモンスターじいさんだけとのこと。
3DS版では全609種類なので、GB版以上にわたぼうが連れて来た他のマスターの出来の悪さが伺える。
大井戸広場の女性曰く「わたぼうが連れて来たマスターにはロクなマスターがいなかった」とのこと。
モンスターじいさん曰く「わたぼうは素質を持った人間しか声をかけん」そうだが、モンスターの数が多い今作においても、たかだか200種類程度も集められないとは何という体たらくだろう。素質に慢心してそれを活用しない例はごまんといるのでリアルな指摘ではある。
また、とある民家に「優勝したマスターはやがてモンスターじいさんになる」という発言をする男戦士がいる。
テリーも年老いれば、いずれはモンスターじいさんになるのだろうか?
もしそうだとDQ6の出来事と矛盾することになるが…パラレルワールドだと考えれば良いのだろう。
トルネコ3
【ポポロ】が仲間にしたモンスターの管理、名前の変更などをしてくれる。
【コスタリベラ】や【マダム・グラコスのバザー】など、相変わらず色々なところに出没する謎の多いじいさんである。
合言葉で封じられていたはずの秘境にまでいるのだ。彼がどうやってここを見つけたのか誰も知らない……。
なお、モンスターは200体まで(GBA版は120体まで)預かってくれる。
DQMSL
期間限定クエスト「DQMオールスターズ 新たなる世界」では悪そうな姿になって登場。
【マジェス・ドレアム】の思念が原因で「最強のモンスターを生み出す」ことに囚われ、【DARK】を生み出すも彼の力に飲み込まれてしまう。
星ドラ
2019年9月に実装。
【モンスター闘技場】のモンスターを預かる役割。
DQM+
漫画【ドラゴンクエストモンスターズ+】では、【りゅうおう】から【タイジュの国】の魔物配合士G・M(グランドマスター)と呼ばれている。他の人々からは「モンじい」と呼ばれている。使用モンスターはもちろん原作と同じ。
エース格のしんりゅうを邪配合の材料に狙われ、りゅうおう≒に取り込まれてしまうという悲惨な目に遭うが、りゅうおう≒が倒された後無事に手元へ帰ってくることになる。
元々【グランドマスター】はDQM2に登場した裏ボスである。
ちなみに「モンじいの解説のほこら」にて作中のネタ解説をしてくれるのだが、ヴィルトが師と仰ぐ青年(恐らくDQ5の主人公)を「勇者」と称してしまっている(彼は主人公ではあるが勇者ではない)。
DQ KIDS!!
【月刊Vジャンプ】に連載されていた【DQ KIDS!! ドラゴラ村の子供たち】にも登場。
リニューアル前まではドラゴラ村の村人の一人として登場していた。
リニューアル後は彼の少年時代である「モンジー」を主人公としたコーナーになった。