概要
モンスターズに登場するモンスター。
二足歩行の昆虫っぽい外見をしており、頭からは細長いつくしのような奇妙な植物が生えている。
頭の植物を角に見立てるとカブトムシっぽくも見えるが、後述する元ネタや大きな爪状になった前脚の形状から察するにセミの幼虫っぽくもある。ちなみに足は4本。
公式イラストだと全体のシルエットやポージングなど、成長前の【ホーンビートル】にしか見えない。
「とうちゅうかそう(冬虫夏草)」とは虫に寄生するキノコの通称で、古来「冬は虫の姿だが、夏になったら草に変わる」と考えられていたのに由来する。
キノコの一種ということもあり現実では中華料理や漢方の材料となる。
ただ、モンスターズ1の説明文によると角のようなものはキノコ(菌類)ではなく草(植物)らしい。
図鑑などでは「セミの幼虫にキノコが生えたビジュアル(セミタケという種類)」が載っている事も多いが、冬虫夏草には色々な種類があり、セミの幼虫以外の昆虫に寄生するものも。
DQM、DQM2
虫系のモンスター。【虫系】と【植物系】の基本配合で生まれる。
今作でキノコ(のモンスター)の【マタンゴ】は植物系に分類されているあたり、なんとなくわかるような配合である。
習得する特技は、【マホトラ】、【フバーハ】、【マジックバリア】。
容易に配合でき成長もとても早いが、低レベル帯でのステータスの伸びが賢さに偏っているため戦力としてはやや頼りない。
ただ、虫系であるため通常配合で【ホーンビートル】に繋げていけるほか、隠れた強豪である【しにがみ】の固有配合元のひとつでもあるため、特に植物系からこれらのモンスターに継承させたい特技があるならこいつを経由してみるのも手。
テリワン3D
虫系がないので自然系Cランク。
しれんの扉とたくらみの扉に生息している。
普段はつくしだけを地面から出している。
特性は【スタンダードボディ】、【マホキテボディ】、【ときどきバイキルト】、+25で【ひんしでかいしん】、+50で【タメトラ攻撃】。
スキルは【エコロジー】。
イルルカ
位階416、自然系のCランクでは最上位。なかなかの高位階だ。
自然系としては【クラブマン】の一つ上、【ひくいどり】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
装備可能武器は斧と杖。所持スキルは【エコロジー】。
特性は【スタンダードボディ】【マホキテボディ】【ときどきバイキルト】。
+25で【ひん死で会心】、+50で【タメトラ攻撃】、【新生配合】で【クスリのちしき】。
さらに【メガボディ】化で【AI1~2回行動】、【ギガボディ】化で【会心出やすい】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-14。
特性は物理攻撃での殴り合いを徹底している。
こちらの攻撃はときどきバイキルトとタメトラ攻撃を乗せ、
攻撃を受ければマホキテボディやひん死で会心を発動、という構成。
相手次第、運次第のところが多く、あまり魅力的ではないだろう。
- ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
HP:576 MP:247 攻撃力:359 守備力:304 素早さ:221 賢さ:160
- ステータス上限の基準値(新生配合済み・スタンダードボディ)
HP:2139 MP:688 攻撃力:994 守備力:856 素早さ:645 賢さ:504
ステータスはHP特化。上限まで育てればかなりのタフネスを見せる。
MPと攻撃力もそこそこ。特性との相性は悪くない。
野生では出現しない種族に。
クラブマン×【スライムナイト】などの位階配合で作ろう。タマゴから生まれることもある。