DQM2、イルルカ
異世界のひとつで、【オアシスのかぎ】を使うと行くことができる。
【マルタのへそ】の代わりを探すために主人公(【ルカ】・【イル】)がやってくる最初の世界である。
名前のとおり、【砂漠】が広がっている。
また、魔物を操る盗賊団が跋扈している。
カルカラ
不思議なドアのほこらから東にある最初に辿り着く村。
アッシアの町と地下水路で繋がっている。
PS版では、この村の宿屋に初めて訪れた際に傷付いたサーカス団員を介抱するイベントが発生し、無料でHP・MPが全回復する。
アッシア
カルカラの村から南方にある町。
一応城がありサーカス好きで頼りない王様が治めている。
とはいえ国民のためお供もつけずにアグレッシブに単独行動するあたり悪い王様ではないことは確か。
住民は盗賊団のほか、水不足に悩まされている。
地下水路
カルカラとアッシアの地下を結ぶ水路。
途中【ビーバーン】によりダムが作られて水がせき止められている。
アッシアの水不足はこいつのせい。
一族のマイホームを建てるつもりらしいがいい迷惑である。
倒すと水不足が解消される。
また、このビーバーンは砂漠の世界クリア後に本来の住処の方で仲間にすることができる。
イルルカでは水不足を解決するべく初めてここを訪れると「先へ進んではならぬ」という謎の声が聞こえるが、
恐らくビーバーンの声と思われる。
オアシスキャンプ(イルルカ)
砂漠の世界の中心に存在し、ルーラポイントがあるうえ宿泊もできる。
幻の湖捜索が始まる前に来た場合、ルーラポイントはなく専用の台詞が聞ける。
幻の湖
アッシアの真東にある、近づくと消えてしまうオアシス。
元々はビーバーンの住処だったが、現在は盗賊団のアジトになっている。
盗賊団の頭に話しかけると【のろいのランプ】と戦闘になる。
あまり強くないが、【スカラ】を使ってくるのでこちらの攻撃力が低いとジリ貧に陥ってしまう。また、ごくまれに【痛恨の一撃】を放ってくることがある。
倒すと仲間になる。
詳しくは【幻の湖】にて。
東の洞くつ(イルルカ)
【水の世界】クリア後、岩を壊すことで入れる。
近くにルーラポイントもあるので忘れずに調べておくこと。
【ブラシこぞう】と【ボストロール】が住んでいる小さな洞窟で、中には【ガマニアン】とおぼしき骨が…。
ピラミッド(イルルカ)
詳しくは【ピラミッド】にて。
その他(イルルカ)
リメイクに合わせて大幅に変化している。
北西のサバンナエリア、南西の荒れ地エリア、北東の砂漠エリア、南東のピラミッドエリアに分かれている。
今作では幻の湖は超巨大モンスター【オリハルゴン】の背中にあることになっており、夜になると動き始める。
最初に訪れる異世界だけあってか小ネタが豊富で、【スライム】が沈む小さな泉、
昼は横穴で休み夜には水を飲みに行く【はりせんもぐら】、【キャタピラー】を空へさらう【キメラ】、
夜になると遺骨から現れる【ゴースト】、黙々と穴を掘る【いたずらもぐら】、
サボテンに擬態していたり高台から落ちてきたりする【サボテンボール】、砂漠の津波【サンドウェーブ】、
台座に鎮座されている所に近付くと【ベビークラウド】を吹き出して自分は逃げる【エビルポット】、
東の洞窟でぐうたら寝たり踊ったりしている【ボストロール】と、
その世話をする【ブラシこぞう】…と、眺めているだけで楽しい。
先述のキャタピラーをさらうキメラの他、【おおさそり】がサボテンボールを捕食するなど、モンスターの食物連鎖まで描写されていることに驚いたプレイヤーは多いだろう。魔物の世界も弱肉強食なのだ。
また、この捕食されそうなサボテンボールをおおさそりを驚かすことで助けられたり、泉の中にいるスライムに口笛を吹くと寄ってきてエンカウントできるなど、プレイヤーからモンスターへできる様々なアプローチ要素のチュートリアル的な造りになっている。
ちなみに配合が解禁されるのは【格闘場】子供クラスクリア後なので、通信なしならここと格闘場での初試合はスカウトしたモンスターで乗りきることとなる。
同名のふしぎなかぎの世界(PS版)
上記のストーリーの世界とは別に、【ふしぎなかぎ】を鑑定して行ける異世界にも同名のものがある。
こちらにはオアシス(ほこらのグラフィック)、洞窟、ボスの城が1つずつ存在し、【スライム系】と【水系】以外の系統が出現する。
暑過ぎて人間は住めず、住民は【さそりアーマー】1体のみ。
ボスは人間を支配したいのに、人間のいない世界に来てしまったことを嘆いている。