概要
DQM2初出のフィールドBGM。神秘的かつ壮大なメロディが特徴のモンスターズシリーズ屈指の名曲。
人気の高さのためか、以降のモンスターズでも度々採用され、さらには外伝の曲としては初めてナンバリングにも逆輸入されている。
「交響組曲 ドラゴンクエストX」の中の1曲として【東京都交響楽団】の演奏でめでたくオーケストラ音源化。
それ以前は過去にコンサートのアンコールで演奏されたことがあるだけの非常にレア曲であった。
元の曲名は「氷の世界」であったが、DQ10で採用の際に変更してもらったことが【藤澤仁】から語られている。…が、2001年発売のCD「シンセサイザー組曲『ドラゴンクエストモンスターズ2』」にて、すでに「天空の世界」という曲名でこの曲が収録されており、DQ10プロジェクトの始動時は藤澤はまだDQ8を担当していたということを考えると、曲名に関しては藤澤の記憶違いの可能性がある。
DQ10オフライン
【神々の間】やクエスト【女神の意思・解放の時】などで流れる。
DQ10オンライン
ストーリーイベント用のBGMとして多用されているほか、【カシャル】との戦闘でも流れる。
Ver.6のラスボス撃破後、本拠地に戻ったシーンでは金管五重奏バージョン(編曲は高橋敦)が使用されている。
詳しくはこちらを参照。
DQ11(3DS版)・DQ11S
原典同様、【冒険の書の世界】の【神々の間】(DQ10枠)で流れる。
モンスターズをプレイしたがDQ10をプレイしていない人だと、なぜこの曲が?と驚いただろう。
DQ11Sでは8bitアレンジとなった。
DQM2、イルルカ
GB版では【氷の世界】でのみ流れるが、前述のとおりCDには「天空の世界」という曲名で収録されている。
CDの表記が誤植で前述の藤澤の言が正しいのかは不明。
なお、GB版ではクリア後の氷の世界では【勇気を持って】が流れるようになり、最初からプレイしなければこの曲を聞くことができなくなる。
PS版では、【天空の世界】でも流れるようになった。
また、GB版とはちがってクリア後の氷の世界もこの曲のままである。
イルルカでは、PS版で流れるマップの他に【宿り木の塔】の外観でも流れる。
ジョーカー2・2プロ
他の歴代モンスターズシリーズの曲と同様に使用された。
曲名通りに、【断崖】エリアの上層部で使われている。
この曲が鳴る辺りに出てくる【レティス】の雰囲気にもよく合致している。
プロフェッショナル版では【ピピッ島】のフィールドでも使われる。
ピピッ島は上空に浮遊するように存在する、まさに「天空の世界」であり、名称にも雰囲気にもしっかりマッチしている。
テリワン3Dでも浮遊大陸のような「天界」という地形が存在するが、残念ながら使われず。
フロアの地形に関係なく、基本は【果てしなき旅】(雨が降ると【雨降る野原を】)になっているからだ。
ジョーカー3
大空ライドの時に流れる。
DQM3
【流神殿の魔界】上級のフィールドで流れる。
DQMSL
DQM2コラボイベントの雪と氷の世界・天空の世界で流れる他、DQ10コラボイベントでのカシャルとの戦闘でも流れる。