【クリーニ】

Last-modified: 2024-05-24 (金) 17:49:46

DQ7

過去の【リートルード】に登場する医師。
名前の由来はそのまんまクリニック(診療所)だと思われる。
英語版での名前はPS版ではCreyney、3DS版ではSalvador。後者は「救世主」の意味だが、頭痛などに使われていた薬の名前でもあり、いずれにしても「人を救う」ことから来ていると思われる。
 
【バロック】【エミリア】の古い友人で、エミリアが病死した後、その娘【エイミ】の後見人を務める。
このことは、現代のリートルードで【エミリアの手紙】を入手する際に判明する。
 
人付き合いの下手なバロック・一生懸命だがドジなエイミ、どちらのことも心配して世話を焼いていた人格者。
彼の家の地下にはバロックが「時間」を描いた絵が飾られており(恐らくバロック本人から贈られたものと思われる)、これがリートルードに起きた事件を解決する鍵の一つとなる。
 
事件解決後の橋の開通式でバロックにエイミの父である事を名乗り出る事を提案しているが、娘の反応を恐れるバロックからは拒絶されてしまう。
後で過去のリートルードに行くと、生活能力皆無なバロックが身の回りの世話をさせていた弟子に逃げられてしまったため、彼を居候させている。バロックの発言から弟子に逃げられたときにクリーニの所で世話になるのは一度や二度ではないらしい。
今回はエイミが世話役をしているらしいのだが、それを手配したのはこの人。
不器用な親子が一緒に暮らせる機会を与え、それを微笑みながら見守っている……というか「いや これが なかなか見ものでね……ププッ!」と主人公たちの前で笑い出してしまうあたり、もはや完全に面白がっている。バロックに父と名乗り出るように促していたのは、名乗り出ても良好な親子関係を構築できるはずと確信していたからかもしれない。
 
ちなみにPS版のみ、リートルードの彼の家で【フローミ】を唱えると「クリーニ医院」と表示される。
DQシリーズにおいて「ちゃんとした名前のある医療施設」というのは非常に珍しい。


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