概要
モンスターズシリーズ初出の特技、または呪文。
「アタック」+「カンタ(カウンター)」の文字通り、物理攻撃を反射する効果がある。
【マホカンタ】と対になる存在。
以下に述べるように、DQMJ2Pまでとテリワン以降で効果が大きく異なっているので注意。
DQMJ3では、【アタカンタ】という名称に変更されて続投している。
ジョーカー1~2プロ
ターン開始時に発動し、使用ターンに一度だけ自分への通常攻撃および一部の物理攻撃系特技を反射、攻撃してきた敵に通常攻撃と同等のダメージを与える。
ダメージ計算には、アタカン持ち側の攻撃力を参照する。バイキルト、ギガキラーなども反映される。
マホカンタや追い風のように敵から受けるダメージをそのまま跳ね返しているわけではないことに注意。
マホカンタと違い使用ターンのみで、しかも一度だけしか効果がないなど使い勝手はイマイチ。特性版かつ永続効果である【つねにアタックカンタ】の方がよっぽど目立っていた。
また【すてみ】・【しっぷうづき】・【ギガブレイク】など反射できない物理系特技も存在する。
AIが使用することはなく、新登場にもかかわらず影の薄い特技であるが、消費MPは64もある。
これは、DQ3におけるベホマズン(MP62)をも凌ぎ、登場時はメガザルやマダンテなど全MPを消費するものを除くとシリーズ最大だった。
もっとも、その後すぐDQ9のベホマズン(MP128)が登場して、消費MPトップの座を明け渡した。
DQMJ2P以降は、バランス調整のためにさまざまな特技の消費MPがインフレしているので、64という値もさほど珍しいものではなくなっている。
テリワン3D
マホカンタのように自分に補助効果(【物理攻撃反射】)を与える呪文に変更され、4~7ターンの間、通常攻撃や斬撃を跳ね返す効果になった。
消費MPは32で、従来よりは少なくなっている。
また、AIでも使用するようになった。
イルルカ
今作から、テンションを一段階でも上げていると貫通するようになった。
テンションアップは全モンスターが行えるので、対策が簡単になった。
ただし、テンションで貫通した攻撃はダメージが4分の1・状態異常発生率が2分の1になるため、完全に無視できるというわけではない。
ジョーカー3・3プロ
概要にある通り、本作からアタカンタに改名された。
また、テンションが乗った攻撃の減少値が1/2になり弱体化した。
DQMSL
【ワルぼう】の専用技。
味方1体を通常攻撃と斬撃を跳ね返す状態にする。
本作ではDQMJ1~DQMJ2P同様先制発動になっているが、1戦闘につき1回しか使用できない。
ヒーローズ1
【ヘルムード】が使う。身構えているところを攻撃すると反射される。
ウォーク
「魔勇者アンルシア装備ふくびき」の武器「魔幻槍」のスキルとして登場。
自身を斬撃・体技(一部を除く)を跳ね返す状態にする。消費MPは最大MPの10%。戦闘中1回のみ使用可能。