【ちからのたて】

Last-modified: 2025-02-04 (火) 12:58:11

この項目では、防具について解説する。
同名の特技については【ちからの盾】を参照。

概要

DQ2で初登場した盾の一つ。
【公式ガイドブック】では、金色ベースの金属製のラウンドシールドの中央に青色の宝玉がはまった中々美しいデザインで描かれている。
初登場後は本編シリーズ皆勤を続けていた伝統の防具だが、DQ10では特技に取って代わられてしまい、DQ11に至っては存在ごと消えてしまうという憂き目にあった。
【しゅくふくのつえ】とは使用効果から境遇から色々と共通点が多い。
 
最大の特徴は、道具として使うと使用者に【ベホイミ】と同等の【HP】回復効果があること。
ただしベホイミとは違って、使用者以外の他の仲間を回復することはできず、移動中にも効果を発揮しない。
回復呪文の【MP】を節約しつつHPを回復したいときに役立つが、戦闘中限定のため、下手をすると回復が間に合わず敵の先制攻撃で死ぬ可能性もあるので注意。
 
シリーズ通して、純戦士系キャラだけでなく、僧侶・商人系の軽装型キャラも装備できるのが伝統となっており、守備力もなかなか優秀なのでこのタイプのキャラには最終装備となるケースも多い。
ただ、【みかがみのたて】と比べると重いのか、あちらほど装備可能者は多くない傾向にある。
 
また初登場からDQ7までは【耐性】なし、リメイク版DQ4やDQ8・9では炎と吹雪に耐性が付いているが、一方でその間に出たリメイク版DQ5・6では耐性がないままだったりと、耐性がある作品とない作品があってややこしい。
あると思って装備してたらなくて痛い目を見たり、逆にないと思って敬遠してたら実はあって損をしていたというケースは多い。
 
なんとなく攻撃力が上がりそうな名前をしているが、そのような効果は一切ない。この場合の「ちから」は能力値の【ちから】ではなく、生命力を指しているのだろう。だが「いのちのたて」に改名することはなさそうだ。
ただそれだと【いのちのゆびわ】の印象から、ベホイミというより【リホイミ】の効果と勘違いされるかもしれない。もちろん「いのち」の響きから【リザオラル】できるようになると勘違いされる懸念もある。
 
公式ガイドブックでは、だいたいの収録作品において、大地の精霊の力もしくは加護が秘められている……といった説明がされており、ソレが回復効果のモトとなっているらしい。
ガイドブックでの英語名が出演作によってコロコロ変わるアイテムである…
FC版DQ2は、shield of strength
FC版DQ4は、shield of power
SFC版DQ5、DQ6は、power shield
PS版DQ7、DS版DQ4、DQ5は、shield of force
 
星ドラには上位種の五星の盾が存在する。

DQ2

初登場のFC版時点でしっかり自身へのベホイミ効果を引っ提げている。本作における唯一かつシリーズ初の「守備力アップ以外にも効果のある盾」であり、「使用できる防具」のパイオニアでもある。
また、シリーズで初めて20000Gを超える店売り品としても当時はインパクトがあった(前作の店売り最高額は14800Gの【みかがみのたて】)。
 
【ベラヌール】【テパ】【ペルポイ】と、後半に必ず行く町・村で売られている。価格は21500G。
守備力は18であり、【サマルトリアの王子】にとってはこれが最強の盾となる。これ以外で彼が使える盾は90Gで守備力4の【かわのたて】のみなので、おのずと最初の1つは彼に回すことになるだろう。
またFC版では【ロトのたて】との守備力差は2しかなくダメージへの影響が薄いため、【ローレシアの王子】もこちらを装備させればアイテム欄の節約にもなる。
 
呪文の使えないローレシアの王子はもちろんのこと、装備のできない【ムーンブルクの王女】でも道具としては使える。
使用者を選ばないうえにMPを消費せずに回復できるこの防具は極めて重宝する。
特に後半は敵の攻撃への対処やリカバリーにMPを消耗しがちであるため、凶悪な【ふしぎなおどり】でMPをあっという間に枯らされる【海底の洞窟】においては誇張抜きで生命線となる。
3個揃えることができれば難所で知られる【ロンダルキアへの洞窟】以降もかなり楽になれる。
本作ではパラメータ上限が低く【ローレシアの王子】ですらクリアレベル帯でHP170前後、後列2人は150にも満たないので、終盤でもベホイミで回復が間に合うことも多く、他作品以上にありがたみを実感しやすい。
このように本作ならではの戦闘バランスが利用価値を大いに高めており、本作における実質的必須・キーアイテムと言っても決して過言ではない。
 
すぐれた性能を持つだけに、前述のとおりかなりの高額アイテム。
これを買うためにモンスターを狩り続ければ自然とレベルも上がっていくのでちょうどいい。ロンダルキアへの洞窟を無理なく攻略できるレベルまで上げるころにはこの盾を2~3個買うぐらいの資金は貯まる。
どうしてもレベル上げが面倒というなら【いかづちの杖で金稼ぎ】でも利用して、3人分をさっさと取りそろえるのも悪くはない。
裏技に頼るのが憚られるなら、アレフガルドのメタルスライムの集団や【満月の塔】の上層あたりでモンスターのドロップを活用すれば、2個目以降を買えるようになるのもそう時間はかからないだろう。

リメイク版

守備力の数値は据え置き。
ロトの盾の守備力が30に上がっており、持ち運べるアイテム欄が1人10個に増えて余裕もできているので、ローレシアの王子には素直にロトの盾を装備させよう。
その代わり呪文のベホイミと同じく回復量が多くなっており、使い減りしない回復アイテムとしての価値はより高まった。

ゲームブック(双葉社)

下巻で購入できる。ローレ用。
パーティのレベルを1にする上で必要となるほか、レベルを2にする際にサマルに渡すこともできる。

DQ3

守備力40。【勇者】【戦士】が装備可能で、道具使用は職業問わず可能。
前作同様、唯一の「使用できる防具」である。
【ドムドーラ】の店でのみ購入でき、価格は15000Gとやはり高額。
今作からHPの最大値が大幅に上昇しベホイミの価値も暴落してしまうが、FC版では戦士最強の盾であり、また貴重な回復アイテムということで存在感があった。
先頭に立つことの多い戦士にはありがたい効果に思えるが、素早さが低くて攻撃力が高く、強力な魔法効果のある武器を使える戦士には「手が空いている機会」そのものがあまり回ってこない。
存分に使いたいなら、弱い敵相手にあえて戦闘を終わらせずに使い倒すのが常套手段。
【アレフガルド】に降りてからは新たな装備を買うことはまずないであろう【僧侶】【賢者】でも、ゴールドに余裕があればこの盾を買っておけば、特に【ラダトーム北の洞窟】で大活躍すること間違いなしである。
余裕がなく戦士の分しか買わないなら、戦士のそれまで使っていた盾は売らずに取っておくのも手。ラダトーム北の洞窟の攻略する際に、力の盾を仲間内で使い回しやすくなるからだ(攻略後は手放してよい)。
また【マホカンタ】時の【魔法使い】の回復手段としても有用である。
 
ちなみにこの盾は【上の世界】では入手できないので【公式ガイドブック】には掲載されていない。

リメイク版

守備力は50に増加したが、より便利・強力な装備が登場したため、FC版ほどの存在感はなくなっている。
まず防具としての価値は守備力で【オーガシールド】に劣り、耐性面でも【ドラゴンシールド】に劣るという中途半端な存在に。
さらに道具使用の効果にしても、同価格かつ同じく誰でも道具使用でベホイミが発動する【けんじゃのつえ】が新登場。
力の盾とは異なり仲間にも使用可能なこの杖の利便性の高さが、ますます力の盾の存在感を薄めていると言える。
 
なお、賢者の杖など「戦闘中に職業不問で使用できる武器」は「どうぐせいり」を実行しても【ふくろ】には入らないのだが、この盾は普通に収納されてしまう。
戦闘中に使用できる防具自体がFC版と変わらずこれしかないのだが、武器と違って配慮してもらえなかった模様。

HD-2D版

守備力が76に大幅増加。買値は32000Gに増額されている。
また、【精霊のほこら】南東の海にある【キラキラ】からも拾うことができる。
新登場した【まもの使い】も装備可能。
耐性の面では【ほのおのたて】やドラゴンシールドに劣るが、あちらと比べて守備力が20も高いため差別化はできる。

DQ4

守備力40、【勇者】【ライアン】【クリフト】【トルネコ】が装備可能。
【世界樹】のふもとにある【エルフの里】にて13000Gで購入できる。
 
トルネコにとっては最強の盾であり、ライアンやクリフトにとっても最高クラスの盾である。
とはいえ、ライアンには【デスパレス】で手に入る【ふうじんのたて】があるため、無理に購入する必要はない。
クリフトにも【はぐれメタルのたて】があるため必要ないが、【838861枚】が反則と思う場合はこれを買うのも悪くはない。
クリフトには他に【ミラーシールド】もあるのだが、こちらは入手が【架け橋の塔】までおあずけになり、その間を【てつのたて】で凌がなくてはならなくなるため、それまでの繋ぎとなる。

リメイク版

守備力はそのままに、炎・吹雪のダメージを15軽減する耐性が付いた。
基本的には呪文よりもダメージが大きい炎・吹雪ダメージを軽減可能な力の盾を装備していればよいが、
相手が呪文を得意とするならば、呪文耐性のあるミラーシールドに持ち替えるのも良い。
 
トルネコにとっては相変わらず最強の盾であり、クリフトにとっても貴重なブレス耐性付きの防具である。
リメイク版ではバグが解消され、鎧を装備している状態でも盾の耐性が有効となっているため、耐性もちゃんと機能する。
高いブレス耐性を持つ【はぐれメタルのたて】が入手できるようになるのはもう少し先なので、それまでは力の盾が役に立つ。優先して買っておきたい。
ただしライアンはこれよりも【ドラゴンシールド】の方がブレス軽減量が大きいので、ドラゴンシールドのままでよい。
 
はぐれメタルの盾を入手しても、あちらは完全な一点モノなので取り合いは必至。
あちらのページでも説明されているとおり、基本的には【ザオリク】使いのクリフトにはぐれメタルの盾を装備させるのがセオリーだが、もしそうしない場合はちからの盾を最終装備にするとよい。
PS版なら【キングキャッスル】でフライングゲットも可能だが、ライアンを仲間にする前でのキングキャッスルは余程の運がないと作れない上、宝物庫の開放に【さいごのかぎ】が必要なので、ブレス攻撃と高い攻撃力に悩まされる【ガーデンブルグ】クリア後が妥当か。
 
シリーズ発売順では初めて耐性が付いた。
おそらく耐性が強化された(変化した)リメイク版において、トルネコ最強の盾たるこれが無耐性素通しではマズいという判断だろう。

DQ5

守備力45。
【人間】キャラクターは主人公【男の子】【装備グループ】がEの仲間モンスターが装備可能。
青年期後半の【妖精の村】【ジャハンナ】で購入できる。
 
25000GとDQ2以上に高価なわりに守備力は45止まりで耐性がなく、その上装備可能なキャラクターは、これよりはるかに安価で耐性のある【ふうじんのたて】を装備できる。
また、最初に買える妖精の村では【ほのおのたて】を、【魔界】まで行けばより強力な【みかがみのたて】を購入できるので、防具としての存在価値はあってないようなものと言える。
戦闘中限定のHP回復アイテムとしての使い方が主になるが、入手時期的にベホイミの効果ではやはり心許ない。
しかも、ストーリーに沿って攻略していればすでに【しゅくふくのつえ】を入手済みのはずなので、低レベル等の【縛りプレイ】でもしていない限りは手に取ることはないだろう。
魔界へ到達できれば即座に【けんじゃのいし】も手に入る。
DQ2、DQ3(FC版)、DQ4とずっと重宝されかつ値下がりしていったが、価格高騰に反比例して今作で利用価値が大暴落してしまった。

リメイク版

さまようよろいブリザードマンコロヒーロープチヒーローも装備可能。

DQ6

守備力45、かっこよさ33。今作も耐性はなし。
人間キャラでは主人公【ハッサン】【テリー】【アモス】装備グループA(スライム系)・E(魔道士系)のモンスターが装備可能。
本作では非売品であり、下の世界の【レイドックの井戸】の中で入手できる。
この井戸の中は【マーメイドハープ】入手後、海底から侵入することで探索可能となっている。
クリア後の隠しダンジョンの後半でも入手できるが、さすがに今さら過ぎて全く嬉しくない。
 
性能的にはDQ5とほぼ同じ。
高い守備力の盾が無料で入手できるのは嬉しいが、耐性皆無のせいで防具としてはやはり微妙で、ほぼ同時期に同じくタダで入手可能で耐性持ちの【プラチナシールド】があるのも向かい風。守備力差が20(実ダメージ差5)程度なら耐性を重視した方が良いだろう。
盾の選択肢が少ないスライム系(【スライムナイト】を除く)を連れているなら、へたをするとこの時点でまだ何も盾を装備できていない可能性もあるのでなかなかありがたい。
特に防具の耐性が不要な【はぐりん】とは相性が良い。
かっこよさは33と盾の中ではそこそこ高いが、ボーナスの発生する組み合わせはなくコンテスト用としては微妙。
 
一方で、道具使用のベホイミ効果はほとんど用無しに近い。
誰にでも使える【ゲントのつえ】の下位互換で、それでいてゲントの杖より入手可能時期がはるかに遅い。
こちらのHPも敵の能力も上がったことに加え、転職でベホイミどころかベホマも習得できる状態では、いくらMP無消費でも自分限定のベホイミの効果にさしたる意味はない。しかも、SFC版では【AI】が道具使用を一切行わないので手動入力する手間まである。
ゲントの杖を使わない、とかのよっぽど変則的な縛りでもなければ出番はあるまい。
そもそも、この盾を入手した頃にはゲントの杖もあまり使わなくなってくる時期なので、力の盾に出番は回ってこない。
 
売値が18750Gと非常に高価なので、売却して優秀な【ほのおのたて】を購入するのも手である。
パーティメンバーにMPもHPもギリギリになるまでデスマーチを強いるようなこだわりプレイヤーでもゲントの杖を活用するだろうから、とっとと売っ払ってお金に変えてしまうのが正しい用途。
ただし、今作では非売品である上ドロップするモンスターも存在しないので、コレクターは売らないように。
 
敵も使うようになり、【デスホール】【てっこうまじん】が戦闘中に使用してHPを回復することがある。
当然自分自身しか回復できないし、全くダメージを受けていない状態でも使うことがある。
なおてっこうまじんが落とすアイテムはなぜか【まほうのたて】である。
 
公式ガイドブック(SFC版)では、どこで入手できるかという情報が書かれていなかったりする…。
というのも、本書で掲載されているアイテムの入手情報は、ドコのお店で売ってるか・どのモンスターがドロップするかの2点がメインで、ダンジョン等に設置されている宝箱とその中身・在り処についてはほとんど取り扱っていないためである。

リメイク版

仲間モンスターが大幅に変更されたが、スライムナイトを除くスライムたちは全員装備可能である。
この先は【みかがみのたて】とかなり後となり、【シルバートレイ】しか持てない状況でこの盾は非常にありがたいだろう。
また、AIがこの盾を含む回復アイテムを使用してくれるようになったため、装備していれば勝手に必要なタイミングで使ってくれる。

DQ7

守備力40、かっこよさ33。【メルビン】を除く全員が装備可能。
【天上の神殿】【マール・デ・ドラゴーン】で、25000Gで購入できる。
あったとて使いどころはほぼない不遇すぎる立ち位置。
というのもこれを入手できる頃には【しゅくふくのつえ】【けんじゃのつえ】も手に入っているため、どうしてもこれを使いたい物好きでもない限りまずお呼びがかからないのだ。

リメイク版

上位装備で【ベホマ】の効果を持つ【真ちからのたて】が登場したが、無印のこれ自体の立場は相変わらず。

DQ8

守備力38。【ゼシカ】以外の3人が装備でき、【三角谷】で18000Gで購入できる。
また、【さいごのかぎ】が必要だが【パルミド】の宝箱にもある。
【ドーラー】のレアドロップにもなっている(1/128)。
リメイク版DQ4と同じく炎・吹雪系を15軽減する耐性が付いた。
そしてなかなかに美しいその姿を、装備した画面上で見ることができるのも嬉しい。
 
【まほうのたて】+【ちからのゆびわ】+【ベホマラチーズ】の錬金でも入手可能。
これにより【ドルマゲス】前に錬金で入手することが可能である。
また、【エロスの弓】+力の盾で、【ケイロンの弓】を作ることができる。
しかしながらケイロンの弓は普通に入手できるので、わざわざ錬金で作る必要はなかったりする。
 
ドルマゲス討伐前に入手できる盾の中では最高の守備力を持つ。
ブレス耐性なら【ドラゴンシールド】のほうが上だが、それを装備できない【ククール】はこれを装備させておくのもいい。
材料調達にあたっては、べホマラチーズを崖の上のオッサンから入手、
ちからの指輪をバトルロードランクGを優勝して入手することにより容易に1個は製作できる。
バグ技ではあるが、【船落ち】【リブルアーチ】に先回りすることで入手したちからの指輪で2個目を製作することも可能。
だがちからの指輪自体が結構な貴重品であるため、他の錬金レシピ踏破にあたってよく考える必要はある。
どの道【パルミド】の最後の鍵の宝箱に入っている上に【竜骨の迷宮】にドラゴンシールドがあるので、手に入る頃には余ってしまうこともある。
よほど万全を期すわけでもない限り1個作るだけで十分だろう。
 
これが購入できるのは三角谷だが、同じ村ではこれより守備力の高い【ミラーシールド】が売られており、またミラーシールドを材料にする【みかがみのたて】のレシピも(曖昧な形であるものの)飛べるようになった時点で入手できる。もっと早くパルミドで1個入手できることもあり、結局購入しないプレイヤーも少なくない。
上に述べたように、錬金により早期にこの盾を作ればかなり役立つが、そのレシピはゲーム中に聞く機会がなく、事前情報ありのシステムフル活用プレイでしか日の目を見ない。微妙に不遇なような気もする。
 
なお【サーベルト】がこれと同一デザインの盾を装備している。
彼の他の装備が【はがねのつるぎ】【サーベルトのよろい】【てつかぶと】というラインナップから見て、これを用いて回復面をフォローしていたのかもしれない。
もっとも鎧の例(【せいどうのよろい】の色違い)を考えると、これも同一デザインの別物なのかもしれないが。

DQ9

守備力27。盾ガード率4%に加えて、炎系・氷系ダメージを5%軽減する。
【ドミールの里】【カラコタ橋】(要:最後の鍵)で17000Gで販売されている。
【戦士の盾】【ちからのルビー】【万能ぐすり】の錬金でも入手できるが、どこかの本棚にレシピがあるわけではなく、知っていないと作れない。
【いやしのうでわ】2個との錬金で【ちからの盾改】を作ることもできる。

少年ヤンガス

不思議のダンジョンシリーズにおいては、少年ヤンガスにてようやく登場する。
盾の強さは5、上限値は+15、印数は4(空き印数は3)。
販売価格は5000G、買取価格は2500G。
表記は「ちからの盾」。
 
【あやしの地下水道】で初登場。拾うか【ガーゴイルの店】で入手でき、以降のダンジョンでもそれなりの確率で入手できる。
初登場時期の場合の5000Gは結構高額だが、持っている【ゴールド】を全額はたいてでもこの盾を購入する価値は十分にあると言える。
この先からは【鉄の槍】【ウィンドスピア】を右手に、この盾を左手に装備した状態でダンジョンを探索するプレイヤーが多いと思われる。
 
受けたダメージの10%分HPが回復する「回復の印」が付いている。
ダメージに応じて回復量が変化する効果はまさに「ナンバリングシリーズの【きせきのつるぎ】の盾版」といったところ。
「回復の印」が複数個付くと、受けたダメージの(0.1のn乗根×100)%分だけHPが回復する(nは印の数)。
具体的には2つだと30%強、3つだと50%弱回復する。
上手く使いこなせれば【上やくそう】【回復の壷】、ひいては【世界樹の葉】といった回復アイテムを節約できるだろう。
 
上述の通り「上限値は+15」とメインの盾向きの性能とは言えないが、シナリオクリア前では【鉄の盾】と並んでメインの盾の候補となる。
というのも登場時期の他に強い盾が【青銅の盾】【シェフのおなべ】【チーズシールド】と、煮ても焼いても扱いに困る盾ばかりなのだ。
【まぼろし雪の迷宮】まで到達できれば【はぐれメタルの盾】【メタルキングの盾】(要【ちいさなメダル】60枚)が入手でき、
【盗賊王の迷宮】まで到達できれば【印の盾】【真紅の盾】が入手できるので、それまでの繋ぎとしてこの盾をしっかりと鍛え上げよう。
 
クリア後のダンジョンで入手した場合は、素直に他の合成用の盾の素材として使用するとよいだろう。

ヒーローズ1

守備力は15。
【メーア】専用の盾となっており、たまにHP回復+2.0%の効果を持っている。
【アクト】【テリー】がこの時期装備できる【プラチナシールド】【つわものの盾】は守備力が20あるので盾としての性能は劣るが、この時期にはそこそこ強い自動回復付きになっている。

ヒーローズ2

装備していると一定時間ごとにHPが3ずつ回復する。
ちいさなメダルの累計交換枚数が50枚を超えると貰える。

ビルダーズ2

守備力は14。
【オッカムル島】の地上に存在する【トロル】を倒すとレシピを習得する。
材料は【金のインゴット】1、【銀のインゴット】1、【ブルーメタル】1。
HPを回復する特殊効果は残念ながら持っていない。
これなら【ドラゴンシールド】の方が時期的に統一感があってよかった気もする。
消費素材がやや重いので守備力の差があまりない【てつのたて】のままでも良いかもしれない。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.108
レアリティトレジャー
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格4,100,000G

DQMSL

みんなで冒険【エビルマウンテン】で入手可能。
ウェイト2の盾。装備すると防御力が64上がる。
固有効果は「まれに【ベホイミ】」。
強化することで防御力が+2ずつ増えていき、+7まで強化すると固有効果が「ときどきベホイミ」に変化する。

星ドラ

ガチャで排出される星5盾。
ぼうぐスキルとしてぼうぎょと同時に自分のHPを回復させる効果を持つ「ちからの盾」を持つ。

ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~

【アリアハン】のロト記念館に展示されていたが、戦闘の最中【リー】達に持ち出された後、【冥王ゴルゴナ】戦より【アニス】が使用する。
回復効果が失われていたのか知らなかったのかは不明だが、作中でアニスがこの盾で体力を回復させる描写はない。


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